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ライブで学んだ事 [技術的なこと]

ウクレレでコードを押さえる時、無意識のうちに指がぺたんとなってしまう。
図にすると、こんな感じになる。
yubi.jpg

本当はピンポイントで弦を押さえたいのに (A) 、ついつい力が入ったり慌てたりで、指がぺたんとなってしまい (B) 、他の弦に触ってしまって結果的にきれいな音が鳴らない。

これが結構悩みの種で、例えば Em (2 3 4 0)や、『風になる』*で一番の難関を作っていると思われる Fm (3 4 5 5) 等の押さえるのが難しいコードは、軒並み指がぺたんとなってしまい、まともな音がなかなか鳴らせない。

この問題を一体プロはどのように解決しているんだろう。

そう思って、この前の日曜日、京都の磔磔につじあやののライブを見に行った時、その手元をよく見てみた。
けれども、つじあやのもぺたんと押さえている時はぺたんと押さえているのであった。

ぺたんと押さえる事は、もしかすると異常な事ではないのか?
僕は弓道でいう所の肩が上がっている状態と同じように(わかりにくいな)、無意識に余計な力が入ってしまうからぺたんとなるのだと勝手に思っていたんだけれど、違うのか。
ただ、そもそも女性は手が小さい分、ぺたんとなっても関係ないところを触る確率が少ないと考える事もできる。
いずれにせよ、うっかり違う弦も触ってしまうことを直すためには地道に練習するしかなさそうだ。当然か。

もう一つ、教本もろくに読まない僕がライブを観ている間に気付いたのは、違うコードに移行する時に、リズミカルに、弦を同時に離して次のコードを同時に押さえていることだった。当たり前なのかも知れないし、場合によっては色んなやり方があるのかも知れないけれど、それに気付いてハッとした。効率的にコード進行するためには、指の感じる弦やフレットの感触に頼らずに、唯々指の形を覚えるべきなのかと。

やっぱり、ちゃんと教科書読んで基礎からやった方がいいかも・・・今さらながらそう感じている今日この頃。

84日目

箕面の船場にある喫茶店で、イギリス留学から帰ったばかりの友達とお茶をしていた。
僕が昔から斉藤和義が好きで、この前出たつじあやののアルバムの中で斉藤和義とのデュエットがあったので、それを買ったという話をすると、彼女は

「あたし最近ウクレレ始めてん。つじあやのええやんな」

と言って、後日『春蜜柑』*の入ったMDをくれた。

それから何年もしないうちに、僕はつじあやのの歌が好きになって、ライブにも行くようになった。僕が友達から『春蜜柑』のMDを貰ってから6年経った今年の夏、つじあやのがウクレレを教えてくれるイベントがあったので、たまたま姉がウクレレを持ってるしちょうどよい機会だと参加することにした。この時初めてまともにウクレレを触った僕は、自分でも弾けているのか弾けていないのかよく分からないまま、その場にいた皆と一緒に「たんぽぽ」*を合奏した。

家にはウクレレがあるし、せっかく教えてもらったのだからと思って、それからウクレレを続けて行くことにした。特に目標なんてないのだけれど、仕事の後にイベントで貰った楽譜を見て毎日淡々と続けていたら、暫くするとなんとなく「たんぽぽ」が弾けるようになった。それからもうちょっとすると、弾きながらよそ見をしたり、ちょっと歌ってみたりしても手元がずれなくなった。べつに上手くない。上手くないけど、楽器を弾けなかった僕が確かに楽器を弾けるようになっている。びっくりした。

初めてウクレレを触った日から今日で3ヶ月弱、84日目になる。
84日間で何となく弾ける風な感じになっている僕は、あと何日でどんなことが出来るようになるんだろうか。
大好きなウクレレを使って楽しいことを色々したい。その色々を、気ままな更新間隔で少しずつ書いていけたらいいなと思います。
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